日本語教師になるまで③【日本語教師になるためのルート】
私は現在、日本語教師を目指し、日本語教師養成講座に通っています。
「日本語教師になるまで」では、【日本語教師に興味がある】これから【日本語教師の養成学校に通おう】と考えている皆さんに参考になればと思い、日本語教師養成学校や授業の様子、私が学んだ知識を書いていく予定です。
今回は【日本語教師なるためのルート】についてです。
前回も【日本語教師になるためのルート】について軽く触れましたが、今回はもう少し詳しく書いていきます。
前回の記事↓
社会人が日本語教師になるためによく選ばれるルートが次の通りです。
①独学で日本語教育能力検定試験に合格する
②通信教育の受講
③日本語教師養成学校への通学
私は、③日本語教師養成学校への通学を選びました。
日本語教師は、2019年11月の現在のところ、なるために必須の資格はありません。
しかし、多くの日本語学校は、「日本語教育能力検定試験の合格」が採用の条件の1つとして提示しています。
また、採用試験では、面接と模擬授業を行うことも多いようです。
はじめは、費用的な面から、独学で日本語教育能力試験の合格を目指す道を選ぼうとしていました。
しかし、実際、問題を見てみると、、、
むっ、むずかしい。。。
まったく言語や教育に関する知識がなかった私にとっては
意味がわからないことだらけでした。
問題に出てくる専門用語などの意味を1つ1つ調べていたら、キリがない。。。
しかも、調べてもなんだかピンとこない。
このままじゃ日本語教師になるのに何年かかるやら。。。
独学で学び続けるのは私には向いていないなぁと思いました。
また、採用テストで模擬授業があるので、独学や通信でその点をカバーできるか
不安がありました。
そこで、最終的に養成学校への通学を選びました。
養成学校だと、検定試験対策はもちろんのこと、現役で活躍されている先生から
現場のお話もたくさん伺えます。
また、学校にもよりますが、私が通っているところは、実習が多く、留学生を相手に
授業を行うという実習もあります。
先日、私もこの実習をしました。
授業は計画通りいかず、たくさん失敗しました。。。(笑)
実習のことについてはまた後々書いていきます。
現場に出る前に経験ができて本当に良かったなと思います。
そして何より、一緒に勉強している仲間がいることがとても楽しいです♪
刺激をもらえます。
私の場合は、養成学校が自分にあっているなと感じたので、養成学校を選びましたが、皆さんそれぞれ自分にあったスタイルがあると思うので、ぜひ自分にあったスタイルを見つけてください!
【日本語教師になるためのルート】まとめ↓
独学 | 通信 | 通学 | |
---|---|---|---|
期間 | 各々 | 約3カ月~1年 | 6カ月~1年 |
費用 | 安い | 平均約10万円 | 平均約60万 |
実習 | ×(ただし、自分の工夫次第) | △(通信の多くは検定対策中心) | 〇 |
メリット | ●自分のペースで勉強で学習できる | ●自分のペースで学習できる | ●理論・実践がバランスよく学べる |
●費用を抑えることができる | ●通学より費用を抑えられる | ●一緒に学ぶ仲間ができる | |
デメリット | ●自己管理がかなり必要 | ●文化庁指針420時間コース修了として認められないことが多い | ●通信と比較して費用が高い |
●通学が大変 |